お買いものパンダを世界一に!任天堂出身ママの挑戦

こんにちは!部長の山岡まどかです。大変な社会情勢ですが、顧客をハッピーにするにはまずは自分たちのハッピーから、ということで、リモート環境下でもチームワークを高め一致団結して働けるよう日々奮闘しています。

今回お話を聞くのは、日本を代表するエンターテインメント企業である任天堂でキャリアを積んだ後、2019年からお買いものパンダチームに参画している辻さん。そんな業界プロから見ても「世界で唯一ではないか」という楽天のキャラクター戦略の魅力、また3歳のお子さんを育てているママとしての働き方について聞きました。

多様な事業展開×キャラ 世界的なユニークさ

山岡

まずは今の仕事内容について教えて下さい。

楽天のさまざまな事業にお買いものパンダを活用いただいて、顧客育成や収益を高めていく取り組みをリードしています。具体的には販促キャンペーンやノベルティを一緒に企画したり、WEBコンテンツを作ったりしています。直近だと楽天モバイル関連のプロダクトデザインを一緒に作った他、街のショップでの顧客体験作りにも関わっています。

山岡

辻さんは世界中で大人気のキャラクター、ゲームなどを扱う任天堂から転職されましたね。専門業界ではなく、楽天・顧客戦略部を選んだ理由はどのようなものでしたか?

もともとお買いものパンダが大好きで、楽天ポイントのCMに出演していたときは家族でダンスを真似していたほどでしたし、LINEスタンプもよく使っていました。加えて、 事業を積極拡大する楽天の企業姿勢に魅力を感じていました。これまで複数のキャラクターの成長に力を注いでいたところから、1つのキャラクターに集中し、さまざまな事業に展開して成長させていくのは、今までにない新しい自分の成長になると思ったのが決め手でした。

山岡

専門業界から総合企業・楽天に入り、どのような違いを感じましたか?

キャラクター推進という文脈で見ても楽天はとてもユニークで、キャラクターによる価値創造を推進しつつ、同時にこれだけ多様な事業を展開している企業は日本でも、いや世界でも唯一なんじゃないかと思います。専門企業では他社と協業や提携をしなくてはいけないような案件も、楽天では自社内ですぐ実現できますし、多様な事業のサービスや技術を活かしてキャラクターをもっと魅力的にしていくことができます。

山岡

確かに、お買いものパンダの認知や好意度がぐっと引き上がる契機になったのは、楽天ポイントのCM出演や、ファストフードやコンビニなど楽天ポイント提携店舗でのキャンペーンだったと思いますね。

はい、また楽天はIT企業なので、前職のオフライン展開メインの仕事と比べると、企画のサイクルやスピードが速いことにびっくりしました。実感として3〜4倍速になったと思います。かつ、会社としての戦略も日々どんどん進化するので、キャッチアップしながらキャラクターを育成していく仕事のスタイルはとてもチャレンジングです。

山岡

楽天・顧客戦略部が、ある意味キャラクターの素人だからこそ、業界プロの活躍の余地も大きいのではないかと思いますが、そこはどう感じていますか?

前職と同様、楽天・顧客戦略部でも、キャラクターの価値を本気で深く考えており、とても大事に育ててきていると感じます。一方で、既存のキャラクターではやってこなかったような、進化、価値創造への意欲も高いと思いました。そのような新しい取り組みを行う上では、個人にチャレンジさせてくれる度量が大きいというのはとてもありがたいです。新たなチャレンジに対してやってはいけないという空気ではなく、常に応援してくれる風土に、会社の一貫したチャレンジング精神を感じます。

気分をコントロールし 高い生産性を保つ

山岡

2年前の辻さんの面接をよく覚えているのですが、私からモチベーションの上げ方について質問した際に、「会社員としてコストもかかっている以上、モチベーションに左右されず常に生産性高くいるのが当たり前」という答えが返ってきて、目から鱗というか(笑)、すごく芯の強い考え方をもつ人だなと思いました。この考えについて教えてもらえますか?

気分で仕事をしないというのはとても気をつけていますね。前職の社長が訓示で言われていた言葉で「失意泰然、得意冷然」というものがあったのですが、娯楽産業は浮き沈みが激しいので目先の出来事に一喜一憂しないことが大事、ということが今も心に残っています。また仕事の目的にフォーカスして気分を切り替えることも大事にしています。例えば前職で、ある案件について上司と意見が衝突した時も、1分後には別件の相談をけろっともっていくこともありました。気分を引きずっても良いことはないですし、そもそも意見が違っても最終的なゴールは同じだとわかっていますから。

山岡

一緒に会議に出ていても、前向き、建設的に進める姿が印象的です。

会議の生産性という意味では、これも前職で上司に言われてハッとして以来、会議参加者の出席コストに見合う成果の返し方について意識しています。そのためには物事を最短ルートで進められるようにタスクを宙に浮かさない、曖昧なままにしないことが大事ですね。

山岡

確かに、いろいろな事業部と連携していく案件では間のタスクというのも生まれがちですが、それを積極的に拾う、あるいはもってもらうという辻さんのコミュニケーションもすごく気持ち良いです。

協業先とやり取りする仕事が長かったので、そこで培われたものかもしれません。ただ、楽天や顧客戦略部は人間関係がとても良く、皆さんエネルギッシュなので、タスクが宙に浮きそうということが少ないように感じます。率先して動いてくれる方ばかりなのでやりやすいです!

お買いものパンダチームの会議風景。ぬいぐるみやグッズのサンプルにあふれていて楽しそう!

裁量、環境... ママとしての働き方

山岡

小さなお子さんをもつママとして、楽天や顧客戦略部での働き方をどう思いますか?

まず各メンバーに与えられている裁量が大きく、それはママであってももちろん変わらないので、とてもやりがいを感じます。また、リモートで勤務できるのがとてもありがたいです。コロナ禍においても楽天はいち早く在宅勤務に移行しましたよね。我が家では、緊急事態宣言を受けて保育園が急遽1カ月休園になり、在宅保育と仕事を両立させる必要があったので、とても助かりました。

山岡

そのような予期せぬ事態への柔軟性という意味ではどうでしたか?

例えば、この3時間は保育を優先したいから会議を入れないといったことも柔軟に対応してくれたり、Zoomでのチームの朝礼に子供がひょっこり参加することもよくありました。「部長」というあだ名がついてましたね(笑)。

山岡

部長、可愛かった!

あと、楽天には『Viber』という自社グループのチャットサービスを使う文化がありますが、これのおかげで、保育中にもスマホでちょっとしたお願いや確認がしやすいというのもありますね。今後も、保育園や小学校など、育児関係のイベントで突発的に時間を取られる機会はまだまだ起こりそうですが、仕事と育児の両立をし続けられるよう、しっかりと相談していきたいです。

山岡

はい、状況に合わせてよりよい働き方を相談していきましょう!

Zoom飲み会のときの風景。左上が辻さんとお子様。「部長」というニックネームにふさわしく堂々としていました!

常に前向きなコミュニケーションが気持ち良い辻さん。インタビュー中には「自分がやっているような事務系の仕事において、できない仕事はない。最初はできなくても最終的には絶対にできるようになる」という名言も飛び出し、私も思わずメモってしまいました...。

ちなみに最近の顧客戦略部はベビーラッシュで(めでたい!)、ご家族の状況に合わせた勤務時間やアサインの調整を行い、男性も育休を取得されています。出産・育児に限らず、ライフステージに合わせてチャレンジ度合いをコントロールできるような柔軟性の高い組織でありたいと思っています。

そんな辻さんと一緒に、また顧客戦略部で非連続な成長を楽しみたい!という方は、ぜひ下記のリンクからご応募いただければと思います!

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