DeNA出身者が楽天で磨く、心を動かすマーケティング力
こんにちは!ゼネラルマネージャーの山下徹朗です。顧客をハッピーにするにはまずは自分たちのハッピーから、ということで、いきいきと夢中になって働ける組織を目指し日々奮闘しています。
今日お話を聞くのは、マーケティング領域で活躍する松江さん。大学卒業後に株式会社ディー・エヌ・エーへ入社し、新規サービスの立ち上げに携わるなかで、企画〜プロジェクト推進、Webディレクション、マーケティングなど、幅広く経験を積んできました。2020年10月に楽天に入社し、現在はポイント関連のプログラムやブランドコミュニケーションなど、さまざまな施策にマーケターとして関わっています。新規事業の現場から楽天へ移った松江さんが、どのようにマーケティングの幅を広げてきたのか、顧客戦略部で磨かれた力について聞きました。
Chapter 1:
「もっと多くの人にワクワクを届けたい」という思いで楽天へ
まずは、これまでのキャリアについて教えてください。
2012年に大学を卒業し、新卒で株式会社ディー・エヌ・エーに入りました。最初の数年はWebデザイナーやWebディレクターとして、アプリやゲーム、自社公式サイトの情報設計やランディングページ制作などを担当していました。その後、徐々に企画やマーケティングの仕事へ移行しました。
楽天への転職を考えたきっかけは何だったのでしょう。
前職では、SNSアプリ、ゲームプラットフォーム、配車アプリなど、いろいろな新規サービスに関わりました。「とにかくやってみよう」と動く空気があり、業務の垣根もあまりなく、幅広く挑戦できる環境でした。それはすごく面白かったのですが、仕事を通してより多くの人へ新しい価値を届け、驚きとワクワクを生み出す環境でチャレンジしたい気持ちが大きくなりました。
数ある選択肢の中で、楽天を選んだ決め手は何でしたか?
顧客戦略部が掲げていた「世の中の、ワクワクを創り出す」という言葉です。カスタマーの気持ちを捉えて、面白い企画や良い企画を出して驚きを届けたい、という自分の気持ちに近いと思いました。
転職前に不安はありましたか?
新卒で入った会社に8年いたので、不安はありました。ボトムアップで、1年目から自分で考えて世の中に出していく前職の環境と比べて、楽天は影響力が大きいプラットフォームです。自分が良いと思ったことが、何千万人というお客様に影響するかもしれない。だからこそ、ちゃんと作り込んで、みんなが納得して、お客様にも意味があるものにする必要がある。その環境に適応できるのか、最初は少しドキドキしていました。
入ってみて、印象的だったことはありますか?
教育体制がすごくしっかりしていたことです。正直、入社したら「とりあえずやってみて」という感じなのかなと思っていたのですが、業務のことはもちろん、環境に慣れていくところまで手厚くサポートしてもらえたので、そこはかなり驚きました。
Chapter 2:
カスタマーの声を起点に、企画を成果へつなぐ
業務や環境に少しずつ慣れていった松江さんが、現在担当している業務について教えてください。
楽天PointClubアプリや、ポイントを増やす楽しさを味わえる「楽天ポイントプレミアムバンク※」、ポイントをよりお得に使える新しいプログラム「ポイ得」や広告領域など、さまざまなプロジェクトにマーケティング担当として入っています。コンセプト設計から具体のコミュニケーション制作まで、業務の幅はかなり広いです。
※楽天ポイント運用、楽天ポイントビットコイン、ポイント利息、ポイント楽天株の総称
これまでに、印象に残っている具体施策はありますか?
楽天PointClubアプリのレビュー改善は印象に残っています。3年後にレビュースコアで楽天内1位を目指すという目標があり、さまざまな事例を調べながら見せ方やコミュニケーションを改善し、成果に結びついたのでうれしかったです。もう1つは、同じく楽天PointClubアプリがリニューアルした際の「増やす」タブの設計。アプリ全体の体験をイメージした上で、「楽天ポイントプレミアムバンク※」として何をどう提供すべきかを考え、コンセプトを整理してコンテンツに落とすところまで設計できたので、すごくやりがいがありました。
業務を進める中で、前職との違いで戸惑ったことはありましたか?
1つの企画をリリースするまでに、マネジメントを含めたミーティングが多いことには戸惑いました。前職では個人の裁量で素早くアウトプットしていく文化だったため、最初はなかなか提案が通らずかなり苦戦しました。
当時は何が足りなかったと感じますか?
「このアイデアは面白いからやりたい」と思って提案するのですが、課題とのつながりや、「なぜそれが成果につながるのか」という説得力が足りていなかったと思います。今は、みんながその場でいいと思えないと、カスタマーにとって本当にいいものにはならないと感じています。意思決定レイヤーに近い場で提案するからこそ、感覚だけではなく根拠が求められる。そこは大きな学びでした。
その思考は、どう養っていきましたか?
大きく2つあります。1つは、カスタマーの声をちゃんとつかみに行くこと。SNSで反応を見たり、周りの利用者に話を聞いたり、必要であればアンケートをとるなど、生の声を拾いに行くことを意識するようになりました。もう1つは、人間の基本的な心理を学ぶこと。年齢や性別などの属性だけで考えるのではなく、行動経済学や心理学のように、人間の基本的な感情や心理を学んで、それを掛け合わせて考える。そこを意識するようになってから、少しずつ提案の仕方も変わってきました。
楽天に入ってから、ご自身の成長をどう感じていますか?
物事を広く、深く考える習慣がついたと思います。自分が担当している領域に閉じずに、楽天ポイント全体、楽天全体の体験としてどうあるべきか、何を提供していくべきかを考えることがすごく大切。お客様が毎日楽天と触れる中で、どういう気持ちになり、どう楽しんでいただくのが良いのか。そういう全体感を意識して、企画や訴求内容を考えるようになりました。
Chapter 3:
異なる専門性に揉まれて育つ、マーケターの総合力
成長を感じる部分として、他には何がありますか?
論理的に考える力、物事を構造化する力が身についたと思います。もともと右脳で考えるタイプですが、それをいかに論理的に説明できるかが、常に求められていると感じます。
多職種が協働することも影響していそうですね。
そう思います。顧客戦略部では、マーケティング、エキスペリエンス、ビジネスなど、異なる専門領域のプロが施策にアサインされます。違う観点が組み合わさることで、足し算ではなく掛け算で施策の質が上がっていく感覚があります。論理的・構造的に考える方々と協働しながら、考えを抽象化したり、逆に具体化する力が鍛えられました。自分だけでは気づけなかった企画の穴にも気づきやすくなりましたし、アウトプットの精度も高められるようになったと思います。
組織としては、どんな雰囲気ですか?
熱量が高いメンバーが集まっているチームです。中途入社の方も多くバックグラウンドもさまざまですが、お客様にいいものを届けたいという気持ちが、部全体ですごく強い。やるからにはいいものを出したい、妥協しない、しっかり考え抜く。そういうマインドをみんなが持っています。
入社当初、組織に対して驚いたことはありましたか?
みんな仲が良すぎてびっくりしました(笑)。普段はフランクに雑談したり、たまには愚痴を言い合ったりしていますが、さらに休日にお互いの家に行ったり、みんなで出かけたりしていて。私はマイペースにバランスをとりながら楽しんでいます。
上司やチームからのサポートはどうですか?
直属の上司と毎週1on1があり、業務の質を高める相談や困りごとの相談はもちろん、中長期のキャリアや新しいチャレンジについても話せます。さらに上の上司や、別の課の上司との1on1もあり、さまざまなレイヤーのマネジメントからアドバイスをもらえる機会があるのもありがたいです。
最後に、顧客戦略部でマーケターとして働く魅力を一言で言うと、何でしょう。
マーケターとしてのスキルの幅が広がることだと思います。他の会社だと「この領域に特化している」という仕事も多いと思いますが、この部署では上流のコンセプト設計から具体の企画立案、コミュニケーション設計まですべて担える。「人の気持ちを一番わかるプロ」としてカスタマーの気持ちを捉え、ビジネスとしての意味を考え、企画やコミュニケーションに落とし込み、結果を踏まえて改善するところまで本当に幅広い。主体的に成果を作っていく、総合的な力を育めることが魅力だと思います。
松江さんの話を聞いていて印象的だったのは、「面白い企画を考える人」から、「人の気持ちを捉え、事業成果につながる形で体験を設計し、カスタマーに価値や魅力を届けられる人」へ、マーケターとしての強みを広げてきた点です。松江さんのキャリアは、感性を大切にしながらも、それを再現性のある力へ変えていく歩みなのだと感じました。
そんな松江さんと一緒に非連続な成長を楽しみたい!という方は、ぜひ下記のリンクからご応募ください。



